サンマリノに勝利を届けたのは19歳の若手FW 語る歴史的勝利への時間「夢を見ているような気分だとしか言えない」
リヒテンシュタイン戦で決勝ゴール
5日、UEFAネーションズリーグのリーグD・グループ1第1節でリヒテンシュタイン代表と対戦したサンマリノ代表は、1-0で勝利を収めた。 [動画]サンマリノのドレッシングルームは初勝利に大興奮! これがFIFAランク210位のサンマリノにとっては、公式戦初勝利だった。サンマリノの歴史が変わった日であり、勝利後には選手たちも大喜びだった。 そんな初勝利をもたらしたのは、19歳のFWニッコ・センソリだった。代表デビューしたのは今年に入ってからのことで、まだA代表で4試合しかプレイしていない。まさに新世代がもたらした公式戦初勝利で、伊『Gazzetta dello Sport』にてセンソリもドキドキが止まらなかったと振り返っている。 「試合の次の日はなかなか眠れなくて、何が起こったのか今でも理解できなかったよ。夢を見ているような気分だとしか言えない。思い出すたびに鳥肌が立つよ。最後の15分はベンチで見ていたけど、本当に耐えられなかったね。ピッチにいる時よりも汗が出てきた。予想していなかった7分ものアディショナルタイムがあって、あの時間は恐怖だったよ」 この1勝は永遠と語られることだろう。センソリはユヴェントスでプレイするのが夢と語っていて、いつの日かサンマリノからスーパースターが出てくるかもしれない。この1勝がサンマリノの人々に与えた影響は大きいはずだ。
構成/ザ・ワールド編集部