四国新幹線の早期実現に向け国に緊急提言へ…四国知事会議
日テレNEWS NNN
四国4県の知事による四国知事会議が4日、高知県本山町で開かれ、四国新幹線の早期実現に向けて署名活動をスタートさせ、国に緊急提言をしていくことを申し合わせました。 四国知事会議は地域課題を共有する場として年に一度、4県持ち回りで開催していて、今年は高知県本山町で開かれました。 会議では今年1月の能登半島地震を受けて、南海トラフ地震対策としての国土強靱(きょうじん)化の加速化や道路の寸断対策、避難所の環境整備について国に緊急提言することを提案、採択されました。 また、四国新幹線について、香川県の池田知事と徳島県の後藤田知事から四国の在来線の維持と四国新幹線の早期実現に向けて国に強く求めていく緊急提言の提案があり全員一致で採択されました。 これに関連し、四県などは4日、早期実現に向けた署名活動を始めることを共同で宣言しました。 高知県 浜田省司知事「4県は岡山ルートということで具体的な方針も一致し、新幹線の早期整備を求める環境が整った。この機をけっして逃さずに四国の皆さんみんなの思いを一つに結集して国を動かすべく、この署名活動に全力で当たりたい」 香川県 池田豊人知事「4県の県民の皆様の期待が日増しに大きくなっていることを私自身も感じます。こういったいいタイミングで署名活動を開始する。ぜひ多くの署名が集まるよう皆様方にもご協力お願いしたい」 また、4日は大阪府の吉村知事が四国知事会議を訪れ、来年大阪で開催予定の大阪・関西万博について、機運醸成に向けて四国各県への協力を依頼しました。