プロアマ戦で笑顔を見せる竹田麗央

　14日から4日間、松山市のエリエールGC松山（6575ヤード、パー72）で女子ゴルフの大王製紙エリエールレディスオープン（賞金総額1億円、優勝1800万円）が開催される。前週までで今季女王戴冠を決めた竹田麗央（21）＝ヤマエグループHD＝が今季9勝目に挑むほか、上田桃子（38）＝ZOZO＝はツアー活動休止へ向け最後の大会になる可能性がある。また来季シード権、前半戦出場権、1次QT（予選会）免除など、優勝争い以外にも話題満載だ。 　竹田は改めて「初めて女王を取れたので、うれしい。でも最終日にコースにいなかったので、それはかなり悔しいかったです」と、本音を吐露。 　飛ばし屋有利と言われる今週のコースに「パー5はほとんど2打目でグリーンを狙えるので、しっかりバーディーを取っていきたい。そんなにラフも長くないし、思い切って振っていきたい。しっかり自分の力を出して最終日に優勝争いしたいと思います」という。 　ポイント女王は決まったが、シーズン獲得賞金額やドライビングディスタンスには記録更新がかかる。賞金は現在2億5263万0016円。今週8位（タイ2人まで）以内に入れば、2020～2021年統合シーズンに稲見萌寧が作った2億5519万2049円を抜き、史上最高記録となる。