5番人気ダイジョバナイが逃げ切り「何が何でも行こうと」/日刊スポーツ杯ぎふ清流カップ
<創刊75周年記念日刊スポーツ杯・ぎふ清流カップ>◇20日=笠松◇SP1◇ダート1400メートル◇3歳◇出走12頭 兵庫から遠征した5番人気ダイジョバナイ(牡、飯田良)が鮮やかに逃げ切り、重賞初制覇を果たした。勝ちタイムは1分26秒3。前走兵庫チャンピオンシップ(Jpn2)は先手を奪えず9着に敗れたが、この日はスタートから気合十分にハナを奪い、最後まで先頭を譲らなかった。 大山真騎手は「逃げた方が持ち味が出ると思ったので、何が何でも行こうと思っていました。1、2コーナーで(馬に)物見をされて迷惑を掛けてしまいましたが、他の馬がいて、いい勝負根性を見せてくれました。安心はしてなかったので、最後まで一生懸命追いました。テンにいくスピードが一番の武器。短いところがいいのかなと思います」と勝利を振り返った。インタビュー後には、日刊スポーツ新聞西日本・名古屋本社の林英樹代表が表彰を行った。 2馬身差2着は愛知のスティールアクター。1番人気だった高知のリケアサブルは3着に敗れた。