群馬、一家3人殺害から26年 事件の風化に危機感、情報求める
1998年に群馬県高崎市(旧群馬町)の住宅で一家3人が殺害された事件は、14日で未解決のまま26年となった。県警は殺人容疑で小暮洋史容疑者(54)を指名手配し捜査を継続。両親と祖母を殺害された女性(46)は「今も恐怖感が拭えない。事件の風化を感じるので、若い人にも、もっと知ってもらいたい」と情報提供を求めている。 事件は98年1月14日夜に発生。県警によると、小暮容疑者は一方的に好意を抱いた女性宅に侵入、3人を包丁で刺すなどして殺害した疑いがある。 女性は1年ほど前に交流サイト(SNS)で情報発信を始めた。事件後、心的外傷後ストレス障害で、発信機会の限られた時期が長かった。