「ラストマイル」が2週連続V! 山田尚子監督新作「きみの色」は7位にランクイン【国内映画ランキング】
8月30日~9月1日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。今週は、前週初登場1位の「ラストマイル」(東宝)が週末3日間で動員46万8000人、興収6億3900万円をあげ、2週連続首位に輝いた。ドラマ「アンナチュラル」と「MIU404」のキャラクターが登場するシェアード・ユニバース作品で、累計成績は既に動員152万人、興収21億5000万円を突破した。 2位は「インサイド・ヘッド2」(ディズニー)は週末3日間で動員22万7000人、興収2億8300万円で、前週と同位をキープ。今年公開の洋画では最速となる公開28日間で興収40億円を突破し、累計成績は動員340万人、興収43億円を超えた。さらに、前作「インサイド・ヘッド」の興収40.4億円を突破し、ピクサー作品としては4作目となる前作超えを記録した。 3位も前週と同じく「映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記」(東宝)で、週末3日間で動員14万8000人、興収1億7300万円をあげた。累計成績は動員177万人、興収21億円を突破している。 4位には前週よりツーランクアップした「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト」(東宝)で、5位は「怪盗グルーのミニオン超変身」(東宝東和)となった。公開8週目を迎えた「キングダム 大将軍の帰還」(東宝/ソニー)は6位となったが、累計成績は動員502万人、興収74億円を突破。歴代興収ランキングで100位内にランクインした。 新作では、「映画けいおん!」(11)や「映画 聲の形」(16)等で高い評価を受ける山田尚子監督による完全オリジナル長編アニメーション「きみの色」(東宝)が7位に初登場。人が「色」として見える高校生のトツ子が、美しい色を放つ少女・きみと、音楽好きの少年・ルイと出会い、それぞれが悩みを抱えながらも、音楽で心を通わせていく姿を描いた、山田監督による“音楽×青春”の集大成。