若い力で盛り上げたい 関東芝会に「2世会」発足 加計呂麻島芝集落の出身者組織
鹿児島県瀬戸内町加計呂麻島芝集落の出身者でつくる関東芝会(豊島敏夫会長)は26日、東京・目黒区の飲食店で総会と懇親会を開催した。新型コロナウイルスの影響もあって2019年以来、5年ぶり。関東圏以外も含めて61人が参加した。若い人の参加も多く、総会を機に「関東芝2世会」(山下あすか会長)が発足した。 総会・懇親会は芝出身でANAホールディングス社長の芝田浩二さんも出席した。余興は婦人部の踊り「月の白浜」「磯の松風」で幕を開け、島唄、カラオケで盛り上がり、六調を踊って締めくくった。
「芝2世会」は会員13人。会長の山下さんは19歳の大学生。「幼い頃からお世話になっていた芝会を若い力で盛り上げたい。芝の文化を継承したいとの思いが重なり、2世会を発足させることになった」と山下会長。 今後は2世、3世の親睦に加えて「ふるさとツアー」も計画したい、と意欲的だ。山下会長は「若い人が少ないため、芝会への参加を遠慮していた同年代の人々にも参加してもらえるようになればと考えている」と話した。