【NFL】不安定なパフォーマンスを見せたQBジョーンズについて語るジャイアンツHCダボール
チーム公式サイトによると、ジョーンズは「悪い判断と悪い投球だった」と振り返ったという。
「ああいう状況では、エンドゾーンでタックルされると思うし、そこでのインテンショナルグラウンディングはセーフティになる。つまり、インテンショナルグラウンディングの可能性をなくすために、とにかく相手の足元に投げるようにしないと。もちろん、エンドゾーンでサックされるのは許されないことだ」
ジョーンズは次のチャンスで序盤に何度か勢いをつかむことができ、恐れることなく12ヤードのスクランブルにも成功した。しかし、ワイドレシーバー(WR)ジェイリン・ハイアットへのディープパスが内側に入りすぎてしまった結果、またしてもターンオーバーを喫している。そこでもチャンスを生かしたのはスティングリーJr.だった。
最初の5回のスナップで、ジョーンズはスリーアンドアウトとピックシックスに直面。第1クオーターを終えた時点でジョーンズとそのオフェンスは43ヤードしか獲得できておらず、2回のギブアウェイを喫していた。
ジョーンズは完全に調子が悪かったと言えるが、過去に犯してきたミスの特徴がいくつか現れていたとしても、プレーに鈍さが見られるのは予想されていたことだった。相手からのプレッシャーを感じたり、一貫した精度を身につけたりするには、実際の試合に出る必要がある。
ジョーンズは困難な状況を克服し、試合の前半で調整することができた。
27歳のジョーンズは第2クオーターの最初のドライブで3回のパスをすべて成功させて52ヤードを獲得。その中には、インターセプトを喫した1つ前のポゼッションと似た状況でサイドラインにいたWRダリウス・スレイトンに通した44ヤードのパスも含まれている。その2プレー後、ランニングバック(RB)デビン・シングルテリーが1ヤードのタッチダウンランに成功した。
ジョーンズはハーフタイムを迎える直前にハリーアップオフェンスを実行した結果、自身が参加した最後のドライブをフィールドゴールで締めくくっている。その過程で新人WRマリク・ネイバースに3回パスを通して40ヤードを獲得したのは印象的だった。