NEWS・増田貴久、山下達郎のような声が出せる瞬間を探って…人生に寄り添う4曲を紹介
ライブで聴いただけで涙が出るB’zの曲
増田は2曲目にB’zの『Calling』を選曲した。 増田:達郎さんとB’zが大好きで、小さいときからずっと聴いていました。 亀田:J-POP帝王の音楽を常に浴びているような感じですね。 増田:僕はB’zと達郎さんでできています。 亀田:稲葉(浩志)さんの歌もすごいんだけど、同じくらい松本(孝弘)さんのギターも本当にすごくてツートップというか。 増田:ライブでこの曲のギターを聴いただけで涙が出ますもん。小さい頃、もはや何の音かもわからないときから、音階も全部わかるくらい聴いてましたね。僕は音楽の詳しいことはわからないですけど、小さい頃からB’zの音楽を聴いて、このロックの感じが体の中に当たり前にあると、自分たちがロックの楽曲を歌ったときに全然届いてないぞって(思う)。 亀田:「もっと」って(笑)。 増田:生バンドでライブをやらせてもらうと、稲葉さんもこういう感じなのかなって(思ったり)(笑)。僕、ライブの会場のリハーサルで声出しの音合わせをするときに、バンドメンバーの方もB’zの音楽が弾けるじゃないですか。みんなに弾いてもらって1人でB’zをやって。完全に私物化してましたね。
偶然、美容院で出会った1曲
続いて増田は、布袋寅泰、KREVA、亀田誠治による期間限定ユニット・The THREEの『裏切り御免』を紹介した。 増田:これめちゃめちゃ聴いている曲です。 亀田:これは2008年にKREVAさんも役者で出演した映画『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』の主題歌で、僕が音楽監督として入りました。「とにかく日本の侍感を出したいんです」と。音楽業界の荒くれ者を集めたいって監督から言われて、布袋さんとKREVAは選ばれていて。「でも僕は悪人ではないじゃないですか。こんなにいい人、いないじゃないですか?」って言ったんですけど、ところが監督がぴったりだって(笑)。そう見えたみたいで。 増田:そういう悪人もいるんですかね。 亀田:この曲の何が魅力なんですか。 増田:よくわからないですけどカラオケ行ったら毎回歌います。ラップも全部1人で。 亀田:カッコいい。聴いてみたい。 増田:今度ぜひカラオケに(笑)。そんなにカッコよくは歌えないですけど、自分の曲だったらなって思う1曲ですね。 亀田:まずはサウンドチェックから。 増田:やっていいですか? これ勝手に自分のライブのソロ曲でやっていたら「えっ!?」ってなりますよね(笑)。 亀田:カッコいいと思うと思いますよ。 増田:いただけるということで。ありがとうございます(笑)。 増田は最後の曲としてエド・シーランの『Sing』をセレクトした。 増田:けっこう昔に美容院で、「何かオシャレな曲が流れているな」と思ったのがエド・シーランの曲でした。そのときは名前も知らないし、聴いたこともなかったけど曲名を検索して。「この人ヤバいな」って思って、そこからエド・シーランをずっと追っていますね。 亀田:とにかくエド・シーランは安定っていうか、2010年代からずっとトップを走り続けていますね。人柄が伝わってきますよね。ライブやミュージックビデオを観ていても。 増田:コンサートも行かせてもらったこともあるんですけど、ヤバかったですね。好きな曲を4曲くらい連続でやってくれたんです。僕は人のコンサートで失礼ながらあんまり盛り上がったりしないで軽くノッてるというか、そんなタイプなんですけど、エド・シーランのコンサートは飛び跳ねていましたね。