パリ・パラリンピック閉会 組織委「歴史的な夏」
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【9月9日 AFP】パリ・パラリンピックの閉会式が8日に行われ、大会組織委員会のトニー・エスタンゲ(Tony Estanguet)会長は、今大会およびパリ五輪が「歴史的な夏」を創り上げたと述べた。 パラリンピックの聖火が消されると、満員になったスタッド・ド・フランス(Stade de France)では国内最高のエレクトロミュージックのミュージシャンが登場したライブが行われ、168の国と地域を代表した約4400人の選手らが、雨の中のパーティーに興じた。 エスタンゲ会長は、この閉会式が光の都パリでの約6週間に及んだ五輪とパラリンピックの熱狂に終わりを告げるものだとし、それが「人々の記憶に刻み込まれるだろう」と述べた。 次回2028年大会は、米カリフォルニア州ロサンゼルスで開催される。パラリンピック旗はパリのアンヌ・イダルゴ(Anne Hidalgo)市長から、国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドリュー・パーソンズ(Andrew Parsons)会長を経て、ロサンゼルスのカレン・バス(Karen Bass)市長へ引き継がれた。 メダル獲得数は金94個を含む計220個を獲得した中国が最多となり、2004年のアテネ大会以降続くトップの座を守った。2位には金49個、計124個の英国、3位には金36個、計105個の米国が続いた。 日本は金14個、銀10個、銅17個の計41個のメダルを獲得し、全体10位に入った。(c)AFPBB News