不登校の実態や対応について考える 講演会
とちぎテレビ
増え続ける不登校についてその実態などを考えるきっかけを作ろうと、宇都宮市内の公益財団法人などが16日、大学生や高校生などを対象に講座を開きました。 宇都宮大学の陽東キャンパスで開かれた講座には、不登校の問題に関心のある大学生や一般の人など栃木県内外からおよそ25人が参加しました。 この講座は、子どもたちの支援などに取り組む公益財団法人のとちぎYMCAなどが企画したもので、今回が初めての開催です。 16日は不登校の子どもやその家族をサポートするNPO法人キーデザインの土橋 優平代表が登壇し、不登校の実態とその背景などについて話しました。 県教育委員会によりますと、県内の公立学校を10日以上欠席した「不登校」の状態にある小中学生は2023年度5千805人で増加が続いています。 参加者たちはグループに分かれて不登校の子どもが増えている理由について話し合うなど考えを深めていました。 講座は今回のほかに12月21日と2025年2月8日にも予定されています。
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