延長10回、満塁弾を放つドジャース・フリーマン（AP）

◇25日（日本時間26日）　大リーグ　ワールドシリーズ第1戦　ドジャース6―3ヤンキース（ロサンゼルス） ◆劇弾だ！フリーマン、延長10回に逆転サヨナラ満塁ホームラン！【動画】 　ドジャースが延長10回サヨナラでワールドシリーズ白星発進した。2―3で迎えた2死満塁。フリーマンがライトへサヨナラ本塁打を放った。 　足を痛めていたフリーマンは1回の第1打席で三塁打。得点には結びつかなかったが激走でチームを鼓舞した。その後の3打席は凡退が続いたが最後に大仕事をやってのけた。 　「1番・指名打者」で出塁した大谷は8回にシリーズ初安打となる右越え二塁打。右翼フェンス直撃打で、もう少しで本塁打の当たり。その後、ベッツの犠飛で同点となる2点目のホームを踏んだ。ワールドシリーズでの日本人選手の安打は、2014年のロイヤルズ・青木宣親以来だった。 　大谷は10回1死一、二塁の打席では左邪飛。左翼手に好捕されたが、そのままスタンドに倒れ込んでしまったため進塁が与えられて2死二、三塁に。ここでベッツは申告敬遠で歩いて満塁となり、最後はフリーマンが本塁打。歴代3人のMVP選手がいろいろな形でサヨナラ勝ちに貢献した。 　ヤンキースとドジャースの頂上対決は12度目。過去ドジャースは3勝、ヤンキースが8勝している。 　大リーグでは延長は無死二塁から始まるタイブレークが導入されているが、ワールドシリーズでは実施せず。第2戦、ドジャースは山本由伸投手が先発する。