コラボレーション商品「Mr. CHEESECAKE クルミッ子」

フレンチレストラン出身の田村浩二シェフが手掛ける「Mr. CHEESECAKE」と、鎌倉銘菓として幅広いファンを持つ鎌倉紅谷の「クルミッ子」のコラボレーションが実現。「クルミッ子」の味わいを大切にしながらも「Mr. CHEESECAKE」らしさを感じるコラボレーションチーズケーキが完成し、期間限定で発売される。 【写真】「Mr. CHEESECAKE クルミッ子」は双方のいいところ取り ■「Mr. CHEESECAKE」が初の菓子ブランドとコラボ 今回のコラボレーションは「Mr. CHEESECAKE」の田村シェフがSNSを通じて鎌倉紅谷の代表取締役・有井宏太郎さんと連絡を取ったことが始まり。これまで菓子ブランドとのコラボはしたことがなかったが、今回初めて夢のコラボが実現した。 鎌倉紅谷はいくつかの菓子を販売しているが、もっとも知られている焼き菓子が「クルミッ子」。スイスの伝統菓子である「エンガディナー」をヒントに作られたという。元々、和菓子と洋菓子を販売していた鎌倉紅谷で、創業時から作っていた「鎌倉だより」というサブレの残った生地を無駄にしないようにと考案された。今でいうSDGsやフードロス削減を当たり前のように行っていた。 神奈川県出身の田村シェフも初めて「クルミッ子」を食べたとき、「地元にこんなにおいしいお菓子があるんだ」と感動したという。「クルミッ子」が誕生したのは今から40年以上前だが、「その当時にエンガディナーを知っていて、それをアレンジしてこれだけの商品を作ったというのもすごい」と思ったそうだ。 一方の有井さんも「こんなに高級でおいしいチーズケーキがあるなんて」と驚き、SNSで話題になっていたのも納得だったという。また、「Mr. CHEESECAKE」の「世界一じゃなく、あなたの人生最高に。」というコンセプトが、「おいしい」の先にある気持ちを一番に大切にするお菓子屋「鎌倉紅谷」の思いと親和性があると感じていた。 ■クルミッ子らしさを感じるチーズケーキ そんな中で田村シェフが有井さんに連絡をし、初対面で試作品を持参してコラボレーションに対する思いを伝えた。そこから何度となく交流を持ち、3回の試作を繰り返し、クルミッ子らしさを感じるチーズケーキ「Mr. CHEESECAKE クルミッ子」が誕生した。 有井さんが田村シェフにお願いしたという「クルミッ子×チーズケーキではなく、クルミッ子をイメージしたMr. CHEESECAKEのチーズケーキ」を形にした「Mr. CHEESECAKE クルミッ子」。ボトムには、このために焼いたガレットブルトンヌを砕いて敷き、クルミッ子のキャラメルソースを使用。隠し味に塩をプラスし、クルミのロースト具合にもこだわり、全体のバランスを調えた。 実際に食べると、なめらかなチーズケーキと並行してクルミッ子の味わいが口に広がる。クルミのサクッとした食感と香ばしさがアクセントになっていて、確かにMr. CHEESECAKEのチーズケーキの味わいだが、同時にクルミッ子のテイストもしっかりと感じられる。まさに“クルミッ子をイメージしたMr. CHEESECAKEのチーズケーキ”で、どちらのファンも満足できる逸品。 コラボ商品とあって、パッケージにもこだわっていて、専用の箱には「Mr. CHEESECAKE」と「KAMAKURA BENIYA」のロゴ、そしてクルミッ子のシンボルマークであるリスくんが描かれている。 この特別なコラボ商品は鎌倉紅谷の一部直営店舗と東京・神奈川・大阪の一部百貨店で限定販売される。また、ひと足早く、2024年10月4日(金)から鎌倉紅谷 小町横路店で「Mr. CHEESECAKE クルミッ子」を使ったデザートプレート「Mr. CHEESECAKE クルミッ子 白あんカラマンシークリーム」(1595円)を数量限定で販売。 人気スイーツブランドどうしの貴重なコラボレーション。期間限定かつ販売数にも限りがあるので見逃し厳禁。唯一無二の味をぜひ試してみよう。