巨人がＦＡ選手獲得レース参戦へ 獲得実現なら４年ぶり
◆２０２４ ＪＥＲＡ クライマックスシリーズ セ・ファイナルステージ第６戦 巨人２―３ＤｅＮＡ（２１日・東京ドーム） 【写真】DeNAから２選手加入から４年ぶり 巨人が今オフ、ＦＡ選手獲得レース参戦を検討していることが２１日、分かった。獲得が実現すれば、２０年オフにＤｅＮＡから加入した井納翔一投手（現球団職員）、梶谷隆幸外野手以来、４年ぶり。現状はＦＡ宣言選手の公示前のため、他球団の権利保有選手の状況などを慎重に見極めていくもようだが、選手層を厚くするため、大型補強に進展する可能性もゼロではない。 ベテランと若手が融合して４年ぶりのリーグ優勝を果たしたが、戦力底上げは必須。今季は小林、岸田、大城卓の併用が良い形で結果となった捕手陣、二遊間、坂本や岡本和に続いて一塁や三塁を守れる強打者、打てる外野手と、どの部門においても新戦力の加入は活性化につながる。 投手陣はリーグトップのチーム防御率２・４９と奮闘したが、１５勝で最多勝のタイトルを獲得した菅野が海外ＦＡでメジャー移籍を目指す方向で、その穴をどう埋めるかは課題。救援陣もより強固なブルペンにするために整備は必要で、チーム編成などを含めて状況を見極めていく。
報知新聞社
