秋田市のスーパーへの侵入事案など受け クマ対策の緊急会議 秋田
秋田朝日放送
雪の季節を迎えてもクマの出没が続いています。11月に秋田市のスーパーマーケットにクマが侵入しけが人が出たほか周辺で目撃が相次いだことを受け秋田県が緊急の会議を開きました。 緊急のクマ対策会議には県や秋田市、警察など約20人のが出席し秋田市北部に出没したクマの対応を振り返りました。 秋田市土崎港西のスーパーでは11月30日男性従業員が店の中に入ってきたクマに襲われました。会議ではクマの侵入から搬出まで55時間かかったことに対して安全を確保するため必要な時間だったと振り返りました。一方、情報伝達の面ではそれぞれの役割や動きをリアルタイムに共有しより迅速に対応するため自治体と警察などが共通の連絡機器を使う必要があるのではいかという意見もあがりました。 県自然保護課 千葉崇課長インタ:「秋田市の方でも市街地出没については対応マニュアルを作ってやっているがスーパーの建物に入った事案を想定して作っているものではなく例外的な事案であった。今回の対応を踏まえて次回の方により迅速に適切にできるような形でやっていきたい」 冒頭以外、非公開で行われた会議は今回の秋田市の事例を参考に対応マニュアルを修正するなど各自治体で対策を検討するということです。クマを巡っては佐竹知事が駆除への苦情に対し「お前の所にクマを送る」と発言し注目を集めました。その反響を問われると。 佐竹知事:「賛否両論あるが、あまり私も調子に乗るとまた大炎上するのでほどほどにしておくと。まずは1回バズったと。バズればこのあとの駆除については(苦情は)若干収まるんじゃないかなという」
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