さよなら2代目「松山駅」 線路の砂利拾いや部品販売にぎわう(愛媛)
新しい松山駅の営業開始に伴い、71年間親しまれてきた旧駅舎との別れを惜しむ「二代目松山駅さよならイベント」が4日、松山市南江戸1丁目のJR松山駅であった。午前9時半の開始前には旧駅舎前に約400人が列をつくり、実際に使用されていた線路の砂利を持ち帰ったり、座面や看板を購入したりと特別な体験を楽しんだ。 JR四国によると、2代目の駅舎は国鉄時代の1953年に利用が始まった。鉄道の高架事業の一環として今年9月29日に3代目駅舎が開業。旧駅舎やレールは今後順次解体予定で、4日はじっくりと見られる最後の機会となった。
愛媛新聞社