調理師専門学校で「しまね和牛」の特別講義 料理人の卵たちに魅力をPR 海外への販路拡大も期待(大阪)
山陰中央テレビ
「しまね和牛」の魅力発信につなげようと、大阪の調理師専門学校で「しまね和牛」をテーマにした特別講義が行われました。 この特別講義は、料理の道に進む学生に「しまね和牛」について知ってもらい、県外への魅力発信につなげようと、調理師専門学校を運営する大阪の「辻調グループ」の校友会が島根県の協力を得て開きました。 この日の講義には、料理人やパティシエを目指す辻調理師専門学校の学生約70名が参加。 県畜産課の担当者が、肉質日本一を獲得した「しまね和牛」の特徴などについて説明したあと、プロの料理人がブロック肉のカットを実演。 学生たちは、その手さばきに見入っていました。 そして、しまね和牛のサーロインを試食、その味わいを確かめました。 参加した学生: 「お肉のことあまり知らなくて、しまね和牛のこともはじめて知ったので、色々話が聞けてよかったです」 「脂の多さとかを実際に食べてみて分かってすごくよかったです」 辻調グループ校友会コンピトゥム島根県支部・大橋昌典さん: 「実際に丸ごとの肉をさばくというのは、学校でも社会に出ても少ない。こういうことが料理人として、将来に向けて味の体験になっていけばいいなと思う」 参加者の中には、系列のフランス校に進学予定の学生もいるということで、県は、しまね和牛の魅力が海外にも広がるきっかけになればと期待。こうしたPRを通じて、さらなる販路拡大を目指すとしています。
山陰中央テレビ