中村航輔 (C)Getty Images

2023-24シーズンのポルトガルリーグ第21節が日本時間2月10日から2月14日にかけて開催される。 エストレラvsポルティモネンセ 3連敗で入れ替え戦圏内の16位に位置しているエストレラ。今節では12位のポルティモネンセとの対戦を迎える。 1月の復帰以来、4試合連続でゴールマウスを守るGK中村航輔。復帰戦こそクリーンシートを記録したが、以降は3試合で5失点とチームの守備を立て直すプレーができているとは言いがたい。決して守護神として安泰の地位でいるわけではないだけに、奮起を求めたい。 また、前節からレンタル移籍で加入した福井太智がベンチ入り。今節の展開次第では新天地でのデビューもありそうだ。 スポルティングCP vs ブラガ カップ戦によるリーグ戦での消化試合がひとつ少なくなり、ベンフィカに首位の座を明け渡したスポルティングCP。前節はカーザ・ピアを8-0と一蹴したが、アリアンツ・カップ準決勝ではブラガに0-1と敗れているだけに、今節はリベンジ的な意味合いを持つ一戦ともなる。 失意のアジアカップを終え、帰ってきた守田英正は直近のレイリア戦で途中出場し、復帰。今節では先発メンバーに帰って来るかもしれない。 対するブラガはリーグ戦3試合負けなし。1月末にはアリアンツ・カップを制し、タイトルを獲得しているだけにスポルティングにとっては侮れない相手となる。 ギマランイスvsベンフィカ 開幕戦以来、“無傷の”負けなし街道を歩むベンフィカ。前節もジル・ヴィセンテに3-0と完勝を収め、試合のなかったスポルティングCPをかわしてついに首位へと浮上した。なかなか真価を発揮できていなかったFWアルトゥール・カブラルもここ2試合連続でゴールを挙げるなど上り調子。ラファ・シウヴァもここ6試合で4ゴール・5アシストと絶好調で、シーズン終盤へ向けてポジティブな要素は数多い。 その首位チームをホームに迎え入れるのがギマランイス。今季はここまで5位争いと上位争いを演じており、第13節ではスポルティングCP、第16節ではブラガと強豪撃破を演じてみせた。ホームでは8勝2敗と圧倒的な強さを見せるだけに、大物食いもあるか。