災害時に「情報と電気」を確保できる? 今こそ見直したい通信環境と電源回り
3 災害発生時に解説される公衆無線LANを活用する 通信回線が使えないときは災害時に開設される公衆無線LAN(Wi-Fi)アクセスポイント(AP)を探そう。通信キャリアや自治体などが提供しているフリーWi-FiのAPを確認しておくことも非常時の備えとして有効だ。 「例えばJapan Wi-Fi auto-connectのようなアプリを使って公衆無線LAN経由で通信できるようにします。常日ごろからAPのステッカーをチェックしておけば、イザというときに役立ちます」(湯浅さん)
4 情報の内容と発信元を確かめて、フェイク情報にだまされない 混乱時だからこそ細心の注意を払いたいのが情報の取捨選択。故意ではなくても発信者側も非常事態で気が動転していて勘違いや誤情報を発信してしまう可能性もある。また情報を発信する場合も慎重になる必要がある。 「何といってもフェイク情報にだまされないことです。伝聞調の情報はどこの誰が発信元かがはっきりしないものが多いです。安易に広めたりしないように注意してください」(湯浅さん)
ポータブル電源で「電気の欠損」を防ぐのはもう当たり前!
もちろん、それもこれも電気があればこそ。ポータブル電源のような備えはもちろんだが、とりあえず、すぐできそうな防御法も。 「電源タップは“雷サージ防止機能”のあるタイプを使うことです。これだけでもルーターが破壊される事態を防げます」(湯浅さん) まずは自宅の通信や電気の環境を見直してみることも大切だ。
長寿命&コンパクトで日常的に使える Jackery ポータブル電源 1000 New/13万9800円 定格出力1500Wのパワーを業界でもトップクラスの軽量コンパクトボディに凝縮。最速60分でフル充電、冷蔵庫などの家電を接続したままにできるパススルー、UPS機能など日常にも緊急時にも使い勝手が良い。 <スペック> 電池容量 :1070Wh 出力 :USB Type-C×2、USB Type-A×1、AC100V×3、シガーソケット×1 AC定格出力:1500W AC瞬間最大出力・3000W サイズ/質量:約W327×H247×D224mm/約10.8kg 「85%で充電を止める節約モードがあるので、コンセントに繋ぎっぱなしにしておいても安心です。耐火性や耐衝撃性、ソーラー入力対応などもいざという時には頼もしい機能です」(湯浅さん)