津田学園選手紹介 前佑囲斗投手(2年) 最速148キロの本格派右腕 /三重
<第91回センバツ> 182センチの長身からの最速148キロの直球を誇る本格派右腕。公式戦13試合で73回2/3を投げ、三振82を奪った。「絶対的なエース」としてチームメートからの信頼は厚い。 兄恵弥さん(19)に憧れ小学1年から野球を始めた。県外の強豪校から甲子園を目指すことを考えていたが、2016年、中学3年の夏に恵弥さんがいた津田学園が県大会決勝で敗れるのを見て「兄の分まで、甲子園に行きたい」と、津田学園へ。 シード校として臨んだ昨夏の県大会初戦2回戦ではマウンド上でサヨナラ負けを喫し、「二度とこんな負け方はしたくない」と誓った。 「全国にはすごい選手がいるが、キレのある速球で抑えて、勝利に導く」。球のキレを出すために下半身と体幹強化に励んだ冬を経て甲子園に挑む。【谷口豪】=随時掲載 ……………………………………………………………………………………………………… ◇素顔 クールで冷静だが、寂しがり屋な一面も。寝ることが好きで、中学時代は最高17時間寝たこともある。将来の夢は「プロ野球選手」。 〔三重版〕