県北と西彼杵半島の大雨警報は継続、交通にも影響【長崎】
県内は梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になっています。(※午後6時時点) 現在、県北部と西彼杵半島に大雨警報が発表されていて、波佐見町は町内全域を対象に警戒レベル3・高齢者等避難を出しています。 2日、県内では壱岐市石田で1時間に46ミリの激しい雨が降ったほか、雲仙岳で30.5ミリ、西海で29ミリを観測しました。 通勤中の女性 「いつ雨が降るかわからないので、傘は絶対に持ち歩くようにしている」 現在、宇久を除く佐世保市と川棚町、波佐見町、西彼杵半島に大雨警報が発表されています。 波佐見町は町内全域を対象に警戒レベル3・高齢者等避難を出しています。 町内に設けられた避難所には4世帯6人が避難しています。 博多と佐世保・武雄温泉を結ぶ特急「リレーかもめ」「みどり」「ハウステンボス」は一部が運休したほか、西九州新幹線に遅れが、長崎本線、佐世保線、大村線の普通列車に運休や遅れが出ました。 県内では2日明け方にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降るおそれがあります。 2日午後6時までに予想される24時間雨量は、多いところで南部・北部で80ミリ、壱岐・対馬で100ミリ、五島で50ミリとなっています。 長崎地方気象台は土砂災害に警戒するとともに、低い土地の浸水、河川の増水に注意するよう呼びかけています。 ※午後6時22分に警報は全て解除
テレビ長崎