Jリーグ入りもあるか!? 今夏フリーとなった30歳以上の名選手(5)ザヘディに続け! 欧州得点王になったアジア最強FW
7月1日を迎えたことで、欧州サッカーは暦の上では2024/25シーズンを迎えた。新シーズンへと移り変わる中で、2023/24シーズン限りで所属クラブを契約満了となり「無所属」となった選手もいる。今回は、現在フリーの30歳以上の選手をピックアップして紹介する(データは7月3日現在)。
FW:アリレザ・ジャハンバフシュ(イラン代表) 生年月日:1993年8月11日 前所属:フェイエノールト(オランダ) 23/24シーズン成績:16試合0得点2アシスト 今年1月のAFCアジアカップ2023にて、日本代表相手に決勝点となるPKを決めたアリレザ・ジャハンバフシュは今夏でフェイエノールトと契約満了を迎えて無所属となった。 19歳でオランダへと渡ったジャハンバフシュは、AZに所属していた2017/18シーズンに21ゴールを決めてエールディビジの得点王を獲得。その後、当時のクラブ史上最高額で引き抜かれたブライトンでは61試合で4得点とあまり結果を残せず、2021年夏にフェイエノールトに移籍する形でオランダに復帰していた。 復帰後は右WGのレギュラーに定着していたが、2023/24シーズンは怪我とニューカッスルからローン移籍で加入していたヤンクバ・ミンテ(現ブライトン)にポジションを奪われて出場機会が激減。契約延長交渉がないままフリーで退団となっている。 本人は6月の代表戦後のインタビューでドイツとイタリアのクラブからオファーを受けていると明かしたが、「どちらが自分にとってベストな状況なのかを見極めてから決める必要がある」と移籍先を決めるのには慎重な姿勢をみせているそうだ。 なお、今シーズンのJリーグではリーグ史上初のイラン人選手であるシャハブ・ザヘディ(アビスパ福岡)の印象的な活躍が話題を呼んでいる。Jリーグのクラブが欧州のクラブとの争奪戦に勝つのは難しいかもしれないが、イラン代表の主将にオファーを出してみても面白いかもしれない。
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