高須院長 不適切投稿の医師解任に失望「CEOのメンタルに驚愕」必要なのは「医師たちの倫理教育」
「高須クリニック」高須克弥院長(79)が28日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「東京美容外科」がSNSに不適切な写真を投稿した沖縄院院長である黒田あいみ医師を30日付で解任すると27日に発表したことを受け、私見を述べた。 【写真あり】高須院長が激怒 「馬鹿医者め!」 SNS不適切投稿で謝罪した女医をバッサリ 医師の不適切投稿に対し、「南無阿弥陀仏。馬鹿医者め!クズ」と激怒していた高須院長。解任発表を受け、「問題社員の配置転換で不祥事を乗り切れると思うCEOのメンタルに驚愕なう」と投稿した。 27日の解任発表後にも「僕は麻生院長をトカゲの尻尾切りなどしない部下を守る人だとそれなりの評価をしていました。価値観の違いがはっきりわかりさらに失望しています。僕は僕を裏切らない限り窮地の部下を全力で守ります」とトップの判断に失望させられたことをつづり、さらには「東京美容外科に必要なのは組織の強化ではありません。グアム解剖観光ツアーに参加して恥ずかしいSNSを笑顔で拡散し容認した医師たちの倫理教育です」と持論を展開していた。 黒田氏はグアムでの解剖研修の写真を自身のSNSで公開し「いざ Fresh cadaver(新鮮なご遺体)解剖しに行きます!」「頭部がたくさんあるよ」などと投稿。献体された死体の一部にはモザイクがかかっていなかった。ネット上での騒動を受け、黒田氏は当該投稿を削除。自身のブログに謝罪文を掲載した。 また、同院の統括院長を務める麻生泰氏は同日に自身のXで「今回の騒動で、沢山の皆さんに御迷惑をおかけした事をお詫び致します」と謝罪。「私の指導力不足と対応能力の欠如を問われても仕方がないと考えております」と自身の指導力不足としつつ「献体や臓器提供を一度でも考えた事がある方やその御家族に対し、医療に対する信頼を妨げた事を、重ねてお詫び致します」などと記した。