極右党首が首相就任断念 オランダ連立協議難航
【ブリュッセル共同】昨年11月のオランダ下院選で第1党となった反移民、反欧州連合(EU)の極右、自由党(PVV)のウィルダース党首は13日、連立協議の難航を理由に首相就任を断念する意向を明らかにした。 X(旧ツイッター)に「自分が首相になれるのは、連立を組む政党が私を支持した場合だけだ。彼らは支持しなかった」と投稿した。 下院選ではPVVが第1党となったが、過半数を確保するには2党以上との連立が必要。ウィルダース氏の過激な主張に各党が反発していた。現在はルッテ首相が次期政権発足まで暫定的に首相の座にとどまっている。