初冬の冷え込みで山間に広がる「雲海」 黄金色の大イチョウは青空と鮮やかなコントラスト(島根)
山陰中央テレビ
山陰地方で8日の朝も冷え込みが増した中、山間の地域では美しい景色が広がりました。 嶋村采音アナウンサー: 午前7時の雲南市です。こちらには出雲市の市街地、そして山の方には雲海が広がっています。まさに絶景ですね。 雲南市の山から出雲市斐川町方面を眺めると雲海が発生していました。まさに雲が海のように広がり、そこから突き出た山がまるで島のように見えます。厳しい冷え込みとともに湿度も高かったため、草木には朝露が降りていました。 一段と秋が深まるなか…。 嶋村采音アナウンサー: 金言寺の大イチョウです。そのまま見ても綺麗なのですが、このように見上げるとイチョウと青空のコントラストが映えています。 奥出雲町にある金言寺の大イチョウ。樹齢は約700年、高さ33メートル。鮮やかな黄金色の葉が圧倒的な存在感を放っています。 見物に訪れた人: 想像以上に大きいですね。色が綺麗だから気になるよね。 イチョウ倶楽部・田中克彦会長: 今が見ごろです。こういう日本の原風景をいつまでも残したい。パワーを頂いて帰ってください。 2024年は猛暑の影響で例年に比べて1週間ほど色づき始めが遅かったということですが、9日~10日にかけて見ごろを迎えそうです。
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