パリ五輪の出場権をかけた大一番に向け、大岩剛監督がイラクを警戒「簡単ではないと想定しながら試合に臨みたい」|AFC U23アジアカップ
【サッカーU-23日本代表・ニュース】U-23日本代表の指揮官を務める大岩剛監督は28日、準決勝のU-23イラク代表戦に向けた前日会見に登壇。パリ五輪の出場権をかけた一戦に向けて意気込みを口にした。
AFC U-23アジアカップに臨んでいる若き日本代表は、ついにパリ五輪の出場権をかけた準決勝に挑む。 サウジアラビアやベトナムを下して勝ち進んできたイラクとの対戦を前に、前日会見に登壇した大岩監督は「我々はこの大会、目の前の試合に対して準備をするスタンスでやってきました。明日もしっかりと対戦相手を分析した上で、しっかりと準備して臨みたい」と主張。イラクメディアからアジアカップでA代表が負けたことを問われると、「アジアカップでA代表が敗れましたけど、全く違う試合だと思っている。準備をした上で、試合に向かっていきたい」と全く別物の試合になると見解を口にした。 チームについては「我々は選手全員で守備をしていこうと、攻撃をしていこうというスタイルでやっているので、それを準決勝のイラク戦でもやりたい」としつつ、「カタール戦でもグループリーグでも簡単な試合は一つもありませんでした。今回も簡単ではないと想定しながら試合に臨みたい」とイラク戦に対する姿勢を明かしている。 また、大岩監督は「非常にいいストライカーがいると感じている」とイラクを警戒。一方で「我々にもいいストライカーがいる」とし、「(西尾隆矢が出場停止から明けたことで)この試合は23人全員が準備をすることができるので、勝ちに繋げられるような準備をしていければ」と意気込みを語った。 勝てばパリ五輪の出場が決まる準決勝のイラク戦。若き日本代表は、勝利してパリへの切符を手にすることができるだろうか。