「毅然かつ組織的に対応」 NAAなど空港3社 “カスハラ”の共同方針
チバテレ(千葉テレビ放送)
従業員が安心して働ける環境を確保しようと、成田空港会社はこのほど、中部国際空港会社や、関西エアポート会社と共同でカスタマーハラスメントに対処するための共同方針を定めました。 成田空港会社などによりますと、方針ではいわゆる「カスハラ」行為について、身体的な攻撃のほか業務カウンターなどに無断で立ち入ること、それに従業員の撮影、そのSNSへの投稿、従業員個人への不当な要求などを想定していて、こうした行為に対して毅然かつ組織的に対応すると定めています。 また、こうした行為をする利用者に対しては、警察への通報や弁護士への相談も検討するということです。 成田空港会社は、愛知県の中部国際空港会社、それに大阪府の関西エアポート会社と共同で対応方針を定めていて、航空業界ではすでに日本航空と全日空がカスハラ防止の共同方針を設けています。
チバテレ(千葉テレビ放送)