引退したばかりの鎌倉時代生まれの獅子・狛犬たちも上京 上野で春日大社詣
上野で春日詣気分が味わえる
御本殿第二殿の実物大での再現展示や毎年2月と8月に春日大社で行われる万灯篭の一部を再現したコーナー(記念撮影可)もあり、春日詣を体感できる。若宮の御祭で使用されるだ太鼓の展示もあり、その大きさと荘厳さも実感できる。 春日大社宮司 花山院 弘匡(かさんのいん ひろただ)氏は、 「平安時代からの天皇、摂関、関白などが、最も素晴らしい宝物を春日詣で奉納してきました。深い森に囲まれていて、応仁の乱でも焼失しなかった春日大社は今でいうタイムカプセルのようなもの。春日にしか残っていない宝物が何十点もあります。同展ではぜひとも日本中から寄せられた春日神様への信仰の深さをご理解いただけたらと思います」
■特別展 春日大社 千年の至宝<東京国立博物館 平成館>■ 【期間】1月17日~3月12日【開館時間】午前9時30分~午後5時※入館は閉館の30分前まで【休館日】月曜日【観覧料】一般1600円(1300円)、大学生1200円(900円)、高校生900円(600円)※( )は20人以上の団体料金、中学生以下無料、障害者とその介護者者1名は無料