クリスタル・パレス加入決定の鎌田大地、起用法はどうなる? クラブ専門サイトの見解は「多才がゆえに様々なポジションで活躍」
セリエAのラツィオを退団した鎌田大地が、プレミアリーグのクリスタル・パレスへ加入決定。2年契約を結び、フランクフルト時代に指導を受けたオリバー・グラスナー監督と再会を果たした。 【動画】密集を切り裂く一発!鎌田大地がインテル相手に沈めた鮮烈左足ミドルの映像を見る 新天地となるクリスタル・パレスの専門サイト『We ARE PALACE』は早速、鎌田の起用法を展望。プレースタイルを紹介しつつ、こう綴った。 「カマダが最も威力を発揮するのは、相手DFのライン間にスペースを見つけた時だ。ボールを持てば予測不可能な一面を持ち、攻撃的ミッドフィルダーとしてプレーする。スペースに簡単にポジションを取ることができる能力はチームにとってかけがえのないものであり、しばしばチームメイトのために別のスペースを作り出す。巧みなドリブルでチャンスを作ることができるカマダは、グラスナーのプランにとって重要な存在となるだろう」 クリスタル・パレスの基本フォーメーションは3-4-2-1で、適正ポジションはシャドーという見解だろう。一方、もう一つのクラブ専門サイト『The Palace Way』はフランクフルト時代の起用法を振り返り、次のような予想をした。 「フランクフルト時代の当初、カマダはグラスナー監督にシャドーで起用され、公式戦46試合で9ゴール・4アシストをマーク。2022-2023シーズンからはボランチ起用が増えると、公式戦47試合で16ゴール・7アシストを決めている。彼の多才さとインテリジェンスはフランクフルトでの成功に不可欠だった。カマダは多才なため、グラスナーの下では様々なポジションで起用される可能性がある。シャドーでローテーションの一人ともなり得るし、中盤の深い位置で攻撃を指揮することもできるだろう」 シャドーか、ボランチか起用法は読めないが、「グラスナーはすでにドイツでカマダの能力を最大限に引き出すことに成功している」のは心強い。さらに『The Palace Way』は「複数のポジションで深み、ローテーション、競争を提供できる万能選手であるカマダの到着に、クリスタル・パレスのファンは興奮するはずだ」と、鎌田に最大限の期待を寄せている。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]