試合前、森本外野守備走塁コーチ、代田データ分析担当兼走塁コーチ（左）と走塁練習をする清宮（撮影・中島達哉）

　「日本ハム－西武」（１０日、エスコンフィールド） 　日本ハムの清宮幸太郎内野手が早出走塁練習を敢行した。 【写真】森本コーチと走塁練習をする清宮 　森本外野守備走塁コーチの指導の下、走者を二塁において右翼へノックすると、清宮は打席近くからスタート。一塁コーチに入る代田走塁コーチの指示や、右翼手の返球を見ながら、一塁を回ったところでの状況判断するもの。右翼手からの返球も、直接ホームへ投げるパターン、カットマンに中継するパターンなど実戦を想定しながら反復して行われた。 　練習を終えて清宮は「確認っす」と話した。８日のオリックス戦の九回、１点差としなお１死二、三塁で同点右前適時打を放った。だが、一塁をオーバーランしたところで、右翼・来田からの送球を一塁・広岡がカット。一、二塁間に挟まれアウトとなっていた。この日はあらためて「（二塁に）行かないのが正解っすね。普通にやっていれば普通にできるプレーなので。確認ですね」と強調した。 　試合後、清宮は「僕が悪いです」、「最後のミスが本当に申し訳なかったです。流れを止めてしまった感じなので」と責任を負った。新庄監督は「バッターがヒットを打って“やったー”という気持ちで次の塁、次の塁を狙う気持ちは分かる」と打者心理を説明。「（一塁コーチャーの）代田コーチが早めにストップストップと声かけをしないといけなかったですね」と話していた。