菊池雄星好投の裏でトレード対価の2世新人が球団新記録の大暴れ ブルージェイズは今季最多23安打&15得点の大勝
● ツインズ 0-15 ブルージェイズ ○ <現地時間8月31日 ターゲット・フィールド> トロント・ブルージェイズが今季最多23安打、15得点の大勝。ウィル・ワグナー内野手(26)が新人選手としては球団史上初の1試合5安打を記録した。 前日完封負けを喫したブルージェイズは初回、ドールトン・バーショの17号2ラン、スペンサー・ホーウィッツの9号2ランが飛び出すなどいきなり7点を先制。2回表にはアディソン・バーガーの6号2ランで追加点を挙げ、3回表にも2得点。序盤で大量11点のリードを奪った。 ワグナーは初回、2回表と続けて単打を記録。6回表の第4打席では、右翼スタンド上段への2号ソロで12点目を挙げ、チームの今季最多得点を更新した。8回表には再び単打で出塁し、続くネイサン・ルークスの適時三塁打で本塁生還。9回表にも適時二塁打を放ち、6打数5安打、2打点の活躍を収めた。 アストロズなどで通算422セーブを挙げたビリー・ワグナー氏を父に持つワグナーは、2021年のドラフトでアストロズに入団。今年7月29日に菊池雄星の対価の1人としてブルージェイズにトレード加入し、8月12日のエンゼルス戦で4安打を記録する鮮烈デビュー。ここまで16試合に出場して打率.357、2本塁打、OPS.950という好成績を残している。
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