更年期のストレスで激太りも24キロ減量した60代女性「歩行中に足が上がらず…」ダイエットに挑んだ2年間の軌跡
ダイエットの記録をTikTokに投稿すると、多くの人が視聴してフォロワーも急増した「webマダム」こと山本美千子さん(67)。ダイエットは体重が軽くなるだけではない、計り知れないメリットがあるといいます。 【画像】驚きの大変貌を遂げた山本さんのBEFORE→AFTER!黒を着こなす現在の様子も公開(全14枚)
■更年期のストレスで激太り「歩行中に足が上がらなくなって」 ── 61歳からダイエットを始めたそうですが、何かきっかけはあったのでしょうか? 山本さん:もともとやせ型だったわけではないのですが、40代くらいから更年期が始まり、毎日気持ちが落ちこんでいました。それで食べることでストレス解消をしていたら、すごく太ってしまって。
「しかたない」とあきらめていたら、だんだん身体の不調を感じるようになりました。平らな道を歩いていても、足が上がらなくて転びかけることも。 健康診断でもよくない数値が出て、このままで大丈夫かなと不安で…。私は59歳のときに夫を亡くしているので、ひとりで生きていかなくてはいけません。健康が大事だと一念発起してダイエットを始めることにしました。 ── 具体的にどんなダイエットをしたのですか? 山本さん:わらにもすがる思いでパーソナルトレーナーにお願いしました。それまで何回も自己流のダイエットをしては失敗していたので、プロに頼むのが一番だなと思って。
パーソナルトレーナーについて、筋トレもしました。年齢に合わせた体幹トレーニングなどのメニューを作ってくれました。続けるのは大変でしたが、ムリをしないから身体に負担がかからなかったんです。 何よりも、一番よかったのは食事のしかた。「やせる調理法」を学んだことです。食べることや食の勉強は好きだったけれど、さらに興味が出て、健康な身体づくりのための料理に興味を持ちました。調理方法をインターネットで情報を集めたり、本を読んだりして実践しました。
── どんな調理方法を実践しましたか? 山本さん:基本的に食材は「生で食べるか、蒸すか、煮る」。動物性の油、乳製品はほとんど食べませんでした。最近は豚肉を食べることもありますが、基本的にタンパク質は鶏肉、卵、納豆、豆類からとっていました。 そのかいあって、2年で約24キロの減量に成功。74キロあった体重が50キロに!「ダイエットするのに、パーソナルトレーナーに依頼するなんてもったいない」と言う人もいましたが、お金を払ったからこそ「絶対やせよう」「リバウンドもしないように」と思ったし、自己流のダイエットとは本気度が違いました。自分への投資になりましたね。