徳光和夫 トランプ氏にインタビューした思い出「最上階に行きましてマンハッタンのどデカいジオラマが…」
フリーアナウンサー徳光和夫(83)が9日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」(土曜前5・00)に出演し、ドナルド・トランプ次期米大統領(78)とのエピソードを語った。 5日に開票がスタートした米大統領選で、激戦7州で、共和党候補のトランプ氏が次々と勝利を確実にした。一方で、初の女性大統領を目指した民主党候補のカマラ・ハリス副大統領(60)は6日、敗北を認める内容の演説をした。トランプ氏は来年1月に就任する。 徳光はトランプ氏にインタビューをしたことがあるという。「トランプが42歳の時だったかな?お目にかかって」。将来、米大統領になりうる人物に取材する企画で、目星を付けていた別の人物の取材が実現せず、トランプ氏に話を聞くことになったという。 「不動産屋だということで、アメリカで今、人気が出て来ているということで行った。“日本で初めて来たジャーナリストだから受けよう”と」。トランプ氏は取材の申し出を快諾してくれたという。 招かれたのは、米ニューヨーク・マンハッタンにあるトランプタワーだった。「トランプタワーもできていて、最上階に行きまして、ニューヨークのマンハッタンのどデカいジオラマがあって、この部分が自分の土地だと(教えてくれた)」。スケールの大きさを実感したことを明かした。 徳光が尋ねたのは、日本に対する印象だった。「“日本に対しての考え方はどうなんだ?”と。“大手の不動産、三井、三菱がどんどんマンハッタンを買ってくれる。これによって地価が上がっている。自分に利益が入っている”と。完全にビジネスマンなんですよね」と振り返った。 今回の大統領選で、トランプ氏は物価高対策に期待を寄せる有権者から支持を得たと伝えられる。徳光は「いろんな人に街頭インタビューをしている中、何人かが“トランプは政治家ではなくて、ビジネスマンだから、アメリカを再興させる。だからトラに入れる。民主党だけどトランプに入れる”という人たちの声が結構あった」と話し、「それが今、現実になったなという感じがありますけどね。この後どうなるんだろうかね」と、トランプの手腕に興味を示した。 石破茂首相との関係性も気になるところ。徳光は「日本に目を向けて、石破さんがやっていくことで、時として対峙してもいいんじゃないかなと。そういったところを見せると、石破さんの株が上がると思う」と見通した。