日本銀行静岡支店は、１２月の静岡県経済の動向について「緩やかに回復している」として、６カ月ぶりに全体の評価を引き上げました。 　日銀静岡支店は、県内経済の全体判断として「緩やかに回復している」と６カ月ぶりに評価を引き上げました。個別項目の「雇用・所得」は「緩やかに改善している」と１７カ月ぶりに評価を引き上げました。「人手不足が強まり、所得に反映する動きが出たため」としています。 　「生産」は「幾分持ち直している」と評価据え置きとしていて、業種別の「紙・パルプ」については「下げ止まっている」と２４カ月ぶりに評価を引き上げました。一方、「楽器」については、「横ばい圏内の動きとなっている」と４４カ月ぶりに評価を引き下げました。