【オリックス】今季ワーストタイ4連敗で悲願V4ピンチ!? 迫る「Wデッドライン」
◆パ・リーグ オリックス3―5楽天(17日・京セラドーム大阪) オリックスに「Wデッドライン」が迫ってきた。1分けを挟み、今季ワーストタイの4連敗。借金は6に増え、首位・ソフトバンクと10・5差に広がった。「責任はこっちにあるんですから、やっていけばいいと思いますけど」と先頭に立ち、前を向いたのは中嶋監督。数字上ではあるが、苦しい状況になってきた。 12日ぶりに本拠地・京セラDへ戻り、2点を追う8回に福田と紅林の適時打で同点。直後の9回に新人・高島が2点を勝ち越された。中嶋監督は「越さなきゃいけないですよね」とあと一押しが足りなかったことを悔やんだ。金曜日は6戦全敗。5回無死二塁で1点止まりだった攻撃も響き「最低限、というところでまだまだ足りていない。何とか打開したいところですけど」と厳しい表情だった。 22年は5月11日の時点で首位・楽天と最大11・5ゲーム差をつけられたがこれをひっくり返し、リーグ連覇を決めている。中嶋政権での借金も7が最大。5月は2勝7敗1分け、計20得点の停滞だが「上がろう、上がろうと思ってやっている」と強調した。悲願の4連覇へ、まずは危険水域を脱出しなければならない。(長田 亨)
報知新聞社