20歳代~70歳代「金融資産2000万円以上」の割合は何パーセント?元銀行員が貯蓄が多い人の共通点も解説!
貯蓄が多い人に共通する4つのポイント
ここでは、元銀行員の筆者が経験を通して気付いた、貯蓄が多い方に共通する4つのポイントをご紹介します。 具体的には以下の5つです。 ・目標を立てている ・家計簿をつけて収支を管理している ・若い頃から積み立てしている ・給与が入ったら一定額をすぐに貯蓄するルールを持っている それぞれ見ていきましょう。 ●目標を立てている しっかり貯蓄している方も、必ずしも毎月十分な収入があるというわけではありません。 毎月の収入をやりくりして毎月一定額を貯蓄している方の特徴としては、目標を持っていることが挙げられるでしょう。 例えば、老後2000万円必要であれば、40歳までに1000万円の貯蓄が必要などと計画を立てます。 もしくは、お子様の大学進学のために1人につき500万円~1000万円必要と考えると、お子様が生まれてから18年後までにはそれだけの貯蓄を作っていなければなりません。 このように、必要な貯蓄額を把握して、目標を立てることが大切です。 ●家計簿をつけて収支を管理している 次に、限られた収支をやりくりして、毎月の貯蓄額を捻出するには、収支をしっかり管理する必要があります。 収支を管理するために、家計簿をつけるのが最適でしょう。 最近では使いやすい家計簿アプリなども多く出ているので、そうしたツールを活用するのもおすすめです。 ●若い頃から積み立てしている 貯蓄額を大きくしていくためには、若い頃から積み立てを始めることが大切です。 積み立てを始める年齢が早ければ早いほど、貯蓄額を大きくしやすいでしょう。 また、若いころから積み立てる習慣をつけることができる点も大きなポイントとなります。 ●給料が入ったら一定額をすぐに貯蓄するルールを持っている 毎月一定額を確実に貯蓄するためには、給料が入ったら一定額をすぐに貯蓄するルールを作っておくことをおすすめします。 給料が入ったその日に、別の口座に振替するのでもよいですし、銀行には毎月一定額を積み立てる積立定期預金といった商品もあります。 積立定期預金の引落日を、給料日当日か翌日に設定しておけば、確実に毎月貯蓄を増やしていくことができるでしょう。 なお、定期積金以外にもiDeCoやつみたてNISAの引き落とし日を給料日の近くに設定することで、毎月一定額を積み立てながら、節税につなげることもできます。