企業が抱える課題解決策を高知商業高校3年生がプレゼン 《こじゃんと探究》中間発表会
高知さんさんテレビ
高知県内の企業が抱える課題を高校生が考え解決策をプレゼンする特別授業が高知商業高校で行われました。 この特別授業は生徒が自分で課題を見つけ、解決の糸口を探る高校の必修科目「探究学習」の一環です。高知さんさんテレビと地元企業は「こじゃんと探究」と銘打ち探究学習をサポートしていて、26日は高知商業高校の3年生37人が9月から取り組んできた成果の中間発表会に臨みました。 生徒たちは鋳物製造や建設業など地元の4つの企業からあらかじめ提示された課題についてこれまで考えてきました。 26日は8つのグループに分かれて自分たちで考えた解決策をプレゼンしました。鋳物製造メーカーへのプレゼンではー 生徒: 「私たちのプロジェクトは『鋳物がつくる一生モノの相棒』です。この名前は鋳物の製品は耐久性に優れており、一生モノの相棒になるような製品をつくりたいという思いから付けました」 このグループは耐久性があり自由に形がつくれる鋳物の強みを生かして、キャンプが好きな人たちに向けた調理器具の製造を提案しました。 トミナガ・島田 誠 社長: 「一生モノのキャンプ用品とか、そういったろころまでたどり着いたということが非常にびっくりしています。そこまで調べられているんだということに」 企業の担当者はコストの計算からターゲット層まで示す具体的な提案に感心しながら、生徒たちにSNSを使ったフォロワー作りにもアイデアを求めていました。 高知商業高校3年・川田 祐菜さん: 「思ってたより企業の方たちに自分らが伝えたいことを伝えることができたし、中間発表ってことで最終発表までにどのようなことを改善したらいいかとか、そういうのも知ることができていい発表になりました」 高知商業高校3年・問可 蒼来さん: 「こういう機会を設けていただくことで知らないことを知っていく、それをまた私たちが大人になったときとかにもつながっている授業になると思うので、私はこの授業がすごく好き」 生徒たちは企業からのアドバイスも踏まえ、11月の最終発表会に向けてプレゼン内容を磨き上げるということです。
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