【マリーゴールド】1.3大田区で桜井の挑戦を受けるUN王者・青野未来「ここに来た意味を証明するためにも負けたくない」
1月3日大田区総合体育館で「MARIGOLD FIRST DREAM2025~初夢~」が開催。ユナイテッド・ナショナル王者(=UN)の青野未来はDREAM☆STAR GP2024準優勝の桜井麻衣の挑戦を受ける。2020年2月桜井のデビュー戦の相手は青野、その後桜井は団体を去り、青野は残った。2度と会うことはないはずだった2人はマリーゴールドで再会し、1月3日にベルトを賭けて対戦する。UN王者の青野未来に2024年を振り返りながら、桜井とのタイトル戦について聞いた。 【写真】新人レスラー 山岡聖怜、橘渚、咲村良子 ――2024年を振り返っていただけますか? 青野:本当に激動の2024年になりました。“マリーゴールド”という新しい団体に合流しプロレスに戻ってきた。そこが大きな分岐点、2024年は青野未来の人生の中でも忘れられない1年ですね。 ――4月マリーゴールドに入団、5月後楽園で旗揚げ、7月両国国技館でビッグマッチを行いUN王座戴冠、そして防衛戦と目まぐるしい日々だったと思いますがプレッシャーはありませんでしたか? 青野:8月ジュリアさんが抜けたことが大きかったですね。そのあと「背負うものの大きさ」を日々戦いながら感じました。 プレッシャーは5月の旗揚げ戦からずっと感じています。「私のことを旗揚げ戦で初めて観る方がいる。ここで『青野未来』を見せられなければマリーゴールドに来た意味がない」と。ただ旗揚げ戦を終えて、「この試合だけじゃないんだ」と思いました。
――それはどうことでしょうか? 青野:常にお客さんに査定されている感じです。私たちのことを知らない人が多く「多分、プロレスをできないだろう」と思っていた人も多かったと思います。 だから旗揚げ戦で、その予想を超えられたのは嬉しかったし、ファンの方の反応は有り難いことでもあるんですけど、人はすぐに慣れてしまう。 「青野、そんなもんか」と思われるのも早いので、「常に進化して新しい姿を見せていきたい」とずっと考えていましたね。 あと「久しぶりのプロレスのリングで私は戦っていけるのだろうか」と不安もありました。ただ両国大会前、UN王座を獲るまでMIRAI選手と15分ドロー、5分延長を戦い、3回引き分けました。その戦いを通して体も心も鍛えられた感じですね。あの戦いが自分の自信に繋がりました。 ――ジュリア選手が退団した後、すぐにシングルリーグ戦「DREAM☆STAR GP2024」がスタートしました。 青野:リーグ戦が決まった時、シングルで戦ったことのない選手や、まだタッグでも対戦したことのない選手がいました。ですから刺激的でしたね。 DREAM☆STAR GP2024はSareee選手やボジラ、高橋奈七永さんらと同じブロックで「チャンスだ」と食らいついていきました。