大谷翔平に一発を食らったメジャー最強新人がうなった!「彼はマジでいい投手。こういう対戦のために試合がある」
◆米大リーグ パイレーツ10―6ドジャース(5日、米ペンシルベニア州ピッツバーグ=PNCパーク) 【動画】さすが!大谷翔平、全米注目ルーキーから15号2ラン!! ドジャースの大谷翔平投手は敵地でのパイレーツ戦に「2番・DH」で先発し、MLBドラフトで1巡目(全体1位)指名でパ軍入りした最強新人、ポール・スキーンズと初対戦した。3回にセンターバックスクリーンに2ラン15号を放つなど、5打数2安打2打点1得点2三振で、打率は3割2分2厘となった。また、デビューから5試合目で初めて、これまで無双の直球を大谷に本塁打にされたスキーンズは5回を投げて、6安打3失点。球数93球中29球で、球速が100マイルを超える剛腕ぶりを発揮し、無傷の3勝目を挙げた。スキーンズの試合後の主な質疑応答は以下の通り。 ー南カリフォルニア出身(カリフォルニア州フラートン)として、ドジャース戦は特別だったか。 「いいチームだし、ただ戦う気持ちだけを持っていた」 ー大谷との対戦を振り返って。 「力と力の対決と呼んで欲しい。最初はうまく打ち取れたし、(第2打席も)いいボールだったけど、彼はマジでいい選手。だから、あの球でも、ああいうことが起きる。帽子を取って敬礼しなきゃいけない。彼はすごい選手だし、率直に言って、こういう対戦のために、この試合(メジャー)があるんだ。打たれたことはハッピーじゃないけど、それも試合の一部だ」 ー第1打席は3球とも真っ直ぐで押した。 「彼の打席(スイング)を読んで、それで打ち取りたいと願って(直球を)続けた」 ーベテランのチャプマンも100マイルの球を投げていた。 「タイプは少し違うけど、あれだけのことをメジャーで達成した彼と同じチームでプレーすることは、名誉なこと。いつも、彼の投球を見るのはクールなことだ」 ー5月にデビューしてここまでメジャーでの生活は。 「最高だ。メジャーリーガーに囲まれて、仕事をするということは素敵(すてき)な経験だ」 ー試合後に、大谷があなたに、二刀流を続けて欲しいと言ったが。 「Oh, Man!(なんてこった)そりゃ、クールだね。春季キャンプでやってみようかな」 ー捕手でなくて、DHだったら? 「やってみるかも。でも、今の現状で僕は十分に幸せだよ」 ー大谷と3打席で目が合ったか。 「覚えてないけど、確かに、それ(彼を打席に迎えた時は)は特別な瞬間だった」 ーこれまで4試合、直球で長打を打たれたことがなかったが。 「きょうは、色々なことで”初めて”が起きたということだ」
報知新聞社