【チャンピオンズC】紅一点のアーテルアストレアは5枠10番 橋口師「もう少し内がほしかったですけど、許容範囲の枠」
◇28日 「第25回チャンピオンズC」(G1・12月1日・中京・ダート1800メートル)枠順確定 紅一点のアーテルアストレアは、栗東坂路で木曜追い。もともと攻め駆けしないタイプとあって、パートナーのルミッキ(3歳1勝クラス)に1馬身ほど遅れたが、張りのある馬体に目下の好調を伝えた。 「ケイコでは動かない馬です。最後は気を抜くので遅れも想定内。全体時計(4F53秒6)は予定通りでしたし、動きも息の入りも良かった」と地味なアクションにも橋口師は、好評価を付けた。 昨年は9着。とはいえ、「JBCレディスクラシックを使ったあとで余力を残していなかった。だから今回はこのローテで」(橋口師)と10月のレディスプレリュード3着後はゆったりとレース間隔を空けて、ここに全力投球。師は「今年の方がフレッシュな状態」と仕上がりの良さを強調する。 枠順は5枠10番。「もう少し内がほしかったですけど、許容範囲の枠ですね。内に行く馬がいるのでそれを行かせてロスなく運べれば」と指揮官は冷静にレース展開を分析した。 交流重賞で積み重ねてきたタイトルは3つ。実績は十分だ。「体形から右回りだとコーナーで置かれるので踏ん張りが利かない。左回りが向いています」と指揮官。距離もベストで強豪牡馬をあっと言わせるか。
中日スポーツ