摩天楼を背にテイクオフ! 兵庫県内のあるスポット、超望遠で大阪空港を撮影すると…ドラマチックな一枚に
夕映えの摩天楼とジェット機が共演するシーンを撮る。そんなドラマチックな一瞬を狙える場所が、兵庫県内にあるのをご存じだろうか。 【動画】離陸と着陸が繰り返される大阪空港 大阪(伊丹)空港から北西へ約7キロ。六甲山地の一角「宝塚ロックガーデン」(宝塚市切畑)。空港を望む場所としては知る人ぞ知るスポットだ。空気が澄んだ日、超望遠レンズでのぞくと、高層ビル群を背に飛び立つ光景を見ることができる。 必ずしも視界良好の日だけが「写真映え」するとは限らない。もやにかすむ大都市をバックに飛ぶ旅客機の1枚も趣がある。光線状態でビル群の陰影が変化する姿は味わい深く、眺めていて飽きることはない。 大阪空港は一日に約4万人が利用し、多いときで370回の離着陸が繰り返される。周辺には伊丹スカイパーク(伊丹市森本7)などのビュースポットがあり、間近で飛行機の飛び立つ姿を撮影できるのが空港の醍(だい)醐(ご)味(み)だろう。 山が色づく日々。この秋は少し気分を変えて登山がてらに遠くから大空港を望むのもお勧めだ。傾斜のある岩場に対応した装備もお忘れなく。(笠原次郎)