クリスマス花ギフトに「白い菊」 お供え向けからイメージ一新
12月25日の「クリスマス」に向けた生花ギフトの商品提案が活発化してきた。今年は赤と白を組み合わせた商品が多く、白の花材としてマム(菊)を取り入れる動きが広がる。また、生花のスノーマンケーキやガーベラを使うなどかわいらしい見た目で訴求する。 【画像】白いマムや赤いガーベラの「ウッドポットアレンジ」
雪だるまに活用 日比谷花壇
大手生花チェーンの日比谷花壇もマムを使った商品を展開。白いピンポンマムで作られた雪だるまと赤いカーネーションが目を引くアレンジメント「スノーマンのフラワーケーキ」(5500円)を、12月21日から数量限定で店頭販売する。ギフト箱付きで、開けるまでのわくわく感も魅力の一つだ。
かわいさ売りに 花キューピット
生花店ネットワークの花キューピットは今年からクリスマス向け商品にマムを取り入れ、提案する。「クリスマスのウッドポットアレンジ」(3300円、手数料別)と「クリスマスの花束」(4400円、同)などは、見た目がかわいらしいガーベラなどと合わせる。 同社の担当者は「以前はお供えのイメージがあったマムだが、ギフト用になる花形や色も増えたのでクリスマスに限らず取り入れている」と話す。
赤い花の提案も 第一園芸
「赤い花」で提案を強化するのは大手生花チェーンの第一園芸だ。12月のお薦めの花として品目問わず赤色の花を採用。気軽に楽しんでもらおうと、店頭のお薦めの花を束ねる「赤い花のホリデーブーケ」(2750円、Sサイズ)などを12月2日から販売する。 同社は「クリスマスや年末年始をエネルギッシュな赤で彩ってほしい」とする。
日本農業新聞