【いますぐ逃げて】あなたをコントロールしようとする「味方のふりをした敵」の恐ろしい正体
「毎日を気分良く過ごしたい」「他人に振り回されるのをやめたい」「自己肯定感を高めたい」……そんなあなたにおすすめなのが、韓国で10万部を超えるベストセラーとなった『人生は「気分」が10割 最高の一日が一生続く106の習慣』(キム・ダスル著、岡崎暢子訳)だ。「気分」がコントロールできれば人生もコントロールできる。本書では、「気分」をコントロールし、最高の一日を一生続けるためにいますぐ取り入れられる習慣をお伝えする。 ● 「あなたのためを思って」の意味をはき違えない 心から思いやる誰かのためにすべきことは、その人を輝かせることじゃない。その人の輝きが消えないように見守ることだ。 大切に思うばかりに、その人に輝いてほしいと望む。そばで見守っているその人のまぶしい姿が見たくて。大切な人に今よりもっと成功してほしいと願うのはごく自然なことだ。 しかし、それが単に自分のわがままであるってこともわきまえておかなければならない。さもないと、相手のための応援のつもりが、エスカレートして過干渉となりかねない。 あなたにはこんな服が似合う、週にこのくらいは運動すべき、食事はこれがいい、考え方はこうあるべき、生き方は……。愛のあるアドバイスに始まって、だんだんと指示が増えていく。相手を輝かせたくて放った言葉が、むしろ相手にとってプレッシャーとなっていく。 その人のことを思うなら、積極的に動くべきなのは相手の自己肯定感が下がっているときや、手助けが必要なときだ。 そうは言っても、実際どこまでが相手を思う気持ちで、どこからが自己満足なのかの判断は難しいもの。だからこそいつでも気を付けたいのは、「この気持ちが、本当に相手のためのものなのかどうか」だ。 (本記事は『人生は「気分」が10割 最高の一日が一生続く106の習慣』から一部を抜粋・再編集したものです。)
キム・ダスル/岡崎 暢子