センバツ2023 取り戻す勘、知る課題 龍谷大平安、シーズン初練習試合 /京都
第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)に出場する龍谷大平安は4日、京都市伏見区の練習場で今季初の練習試合を行った。18日の開幕を控え、試合感覚を磨いていた。 相手は昨秋の大阪府大会4強の関西創価。龍谷大平安は第1試合、エースの桑江駿成(2年)が先発。5失点と課題も多かったが、約160球を完投し「それほど疲れも感じずに投げ切れた」と手応えを口にした。九回2死から4番の山下慶士(2年)が逆転サヨナラ2ランを放ち、6―5で勝利。山下は「ホームランだけを狙っていた。左投手が好きなので打てると思っていた」と自信を見せた。 第2試合は龍谷大平安が大勝。しかし、最初の試合で山下以外の中軸打者が沈黙したこともあり、山口翔梧主将(2年)は「苦しい状況で、もっと声を出して流れを変えないとだめ」と反省しきりだった。【矢倉健次】 〔京都版〕