過労死白書 睡眠時間「理想との差」大きいほど“うつ傾向”に…1時間不足でも37.8% 今夜から使える!…“良い睡眠”3か条
■睡眠「6時間未満」の人は45.5%
日テレNEWS NNN
中島芽生アナウンサー 「厚生労働省の過労死等防止対策白書では、睡眠時間とうつの関係についての調査も明らかにされました。理想の睡眠時間は7~8時間未満と答えた人が45.4%と多い一方で、実際の睡眠時間は6時間未満と答えた人が45.5%に上りました」 「上重さんは十分寝られていますか?」 上重聡アナウンサー 「大谷翔平選手も疲労回復のために非常に睡眠を重要視していると聞いてから、理想の8時間は確保しようと思っているのですが、現実は5~6時間という感じですかね」
■理想の睡眠時間との差が広がると…?
中島アナウンサー 「そうなってしまいますよね。必要な睡眠時間は個人差が大きいですが、理想と現実の差が広がるほど、うつ傾向やうつ病の疑いがある人が増えるということが分かりました」 「実際の睡眠不足が理想よりも1時間不足していると答えた人では、うつ傾向やうつ病の疑いがある人は37.8%、2時間不足では52%、3時間不足では62.9%に上るという結果になりました」 上重アナウンサー 「睡眠は大事ですね」
■専門医に聞く…「良い睡眠」とる方法
中島アナウンサー 「少しでも良い睡眠をとるために、今夜からできる方法を日本睡眠学会専門医の中山明峰さんに聞きました」 「お風呂に入るなら、寝る1~2時間前がいいそうです。副交感神経を優位にし、リラックスした状態になれるということです。また、意外かもしれませんが眠くなるまで布団には入らず、布団は寝る場所だと体に認識させることが大切だといいます」 「そして、寝る前1時間のルーティンを作ることもポイントだといいます。アロマは決まった香りにする、ストレッチをするなど、寝るためのスイッチを自分で決めて繰り返すことで、寝つきやすくなるとのことです」 「眠れなくて悩む時は、専門医に相談することも検討してみてください」 上重アナウンサー 「さっそく実践してみます」 (10月13日『news zero』より)