品川ヒロシが語る『お笑い芸人』と『映画監督』を掛け持つ楽しさ
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現在公開中の映画『OUT』で、監督・脚本を務めた品川ヒロシさん(51)にインタビュー。俳優たちを引っ張っていく存在として心がけたこと、『お笑い芸人』と『映画監督』を掛け持つ楽しさについて語りました。 【画像】品川ヒロシ監督 相方の庄司へ映画の宣伝を懇願
映画は、累計発行部数650万部を突破した漫画『OUT』が原作で、少年院から出所した不良・井口達也が、家族や仲間と出会いながら更生生活を送っていく青春物語。主人公の井口は倉悠貴さん(23)が演じ、水上恒司さん(24)、醍醐虎汰朗さん(23)、JO1の與那城奨さん(28)、大平祥生さん(23)、金城碧海さん(23)など、フレッシュな顔ぶれが出演しました。 品川さんは、長編監督デビュー作となった映画『ドロップ』(2009年公開)が興行収入20億円を突破。以降、『漫才ギャング』や『Zアイランド』、『リスタート』など監督として5作品を手がけてきました。
■品川監督ならではの現場作り「楽しいと思ってほしかった」
――品川監督にとって『OUT』はどんな作品になりましたか? 今まで過去5作で培ったもの、撮影の仕方やアクション、料理の撮り方、それを全部詰め込んだ感じです。アクションは練習から編集までかなりこだわって、アクションが嫌いな女性でも楽しめるし、大好きな人も楽しめるように作りました。 ――アクションはどのように指導して撮影を? 僕の性格なんですけど、人にやってもらうとか、やる気を出させるときに自分だけ何にもしないっていうのが苦手で、「筋トレしとけよ」って言うのは身勝手な気がするし、だから「一緒に行こう」と連れて行って、筋トレしたりアクション練習したりしていました。筋トレする中で役者さん同士で結束力が高まっていくし、古いのかもしれないですけど、同じ釜の飯を食うというか、一緒にトレーニングして、プロテイン飲んで昼飯食べてみたいな。そこでチームワークができていったんじゃないかなと思います。 ――現場作りではどんなことを心がけてましたか? とにかく寒くて長くて、つらいんですよ。アクションを寒い中でやるって思っている以上に大変で、だからこそ楽しませてあげたいという気持ちがあったし、みんなに「品川の映画は楽しい」と思ってほしかったです。