【香港】ジョイポリススポーツ、香港に海外1号店
屋内型遊園地を展開するCAセガジョイポリス(東京都品川区)は20日、香港の九龍地区・啓徳(カイタク)の総合スポーツ施設「啓徳体育園(カイタクスポーツパーク)」内に、スポーツ系エンターテインメント施設「JOYPOLIS SPORTS」(ジョイポリススポーツ)の海外1号店をオープンした。ジョイポリススポーツブランドでは仙台と北九州に次ぐ3店舗目で、旗艦店として位置付ける。 香港の店舗は計5フロアから成り、面積は約3万平方フィート(約2,790平方メートル)。人気ゲームキャラクターの「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」をテーマにした「ソニックスタジアム」、忍者体験風のトレーニングができる「忍者道場」、最新技術を活用した「フューチャー・アリーナ」の3つのエリアを設けた。 同社独自開発のアトラクションのほか、香港の競走馬をテーマに仮想現実(VR)を活用した乗馬体験や、拡張現実(AR)技術とモーションセンサーを組み合わせたクライミング体験など、香港独自のアトラクションも設置。最上階には香港人デザイナーが手がけた飲食施設も開設した。 ライセンスアウト契約を結んだ企業「シュープリーム・ジョイ・リミテッド」が運営を担う。投資額などは非公表。同社の広報担当者は香港での開業について「主にアジア圏における、同業態のライセンスアウト事業の足がかりになる店舗」とコメント。「香港はアジアの中心的な都市であり、注目度も高いことから、旗艦店にふさわしいと考えた」としている。 同社は海外でこれまで、ライセンスアウトの店舗として屋内型遊園地「JOYPOLIS」(ジョイポリス)とキッズ向けのFEC(ファミリー・エンターテインメント・センター)「Wonder Forest」(ワンダーフォレスト)の2業態を展開している。