ベネズエラで反政権デモ 大統領就任前に批判拡大
【サンパウロ共同】ベネズエラで独裁色を強めるマドゥロ大統領の3期目就任を翌日に控え、首都カラカスで9日、野党支持者らがマドゥロ政権に抗議するデモをした。デモは欧州や中南米各国でもあり、批判の声が世界に広がった。 スペイン通信によると、カラカスのデモには数千人が集まった。昨年7月の大統領選で野党の選挙戦を率いたマチャド元国会議員も参加し「政権は終わりだ。勝者は私たちで、団結すれば不可能はない」と訴えた。 マチャド氏は選挙後、身の安全を守るため姿を隠してきた。AP通信によると、公の場所に姿を見せたのは昨年8月以来。今回のデモはマチャド氏が呼びかけた。