「卒業生が母校を再訪するように」大谷翔平の“凱旋”にエンゼルス地元紙が感慨「彼の現在と過去を思い起こさせる」
ドジャースの大谷翔平が現地時間9月3日、4日に古巣のエンゼルスと2連戦に臨む。今回はエンゼルスタジアムへの“凱旋”となり、大谷が何度もアーチを描いた球場でさらなる史上初の記録が生まれるか注目される。 【動画】大谷翔平の「44‐46」を見よ!44号本塁打と46盗塁を決めるシーン そんな中、エンゼルスの地元紙『Orange County Register』は、「ドジャースのショウヘイ・オオタニがプレーオフ争いの真っ最中、50-50を狙う中、アナハイムに戻ってくる」と題した記事を配信。「今週のビッグA(エンゼルスタジアムの愛称)での公式戦は、彼の現在と過去をあらためて思い起こさせるものとなる」と伝えている。 さらに「卒業生が母校を再訪するように、ショウヘイ・オオタニはより大きな目標に向かって今週アナハイムに戻ってくる」とし、「40‐40」を達成し、さらにその上をゆく「44‐46」を記録。「50‐50」という誰も成し遂げたことのない大きな目標に向かっていることを綴っている。 また「春季トレーニング中に古巣と対戦し、その後ロサンゼルスとアナハイムで行われたプレシーズンのフリーウェイシリーズでも対戦した。オオタニはアナハイムでの初打席の前に、エンゼルスのファンから温かい歓迎を受け、スコアボードにビデオでトリビュートが流れた」と振り返っている。 これについて同僚のフレディ・フリーマンは「春季トレーニングで初めてそこで試合をしたとき、彼は本当に興奮していたと思う」と話し、「きっとまた、ちょっとしたビデオトリビュートが作られるだろう。彼は唯一無二の存在だから」と語っている。 フリーマン自身もブレーブスからドジャースに移籍した経緯を持っているだけに、大谷の心情を察していた。 自身の成績とチーム状態も良好な中で迎える古巣との対戦。大谷にとってこれ以上ないモチベーションの中、かつてのチームメイトとファンの前でプレーすることになる。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]