侍ジャパン、DeNA&ソフトバンク勢4人がスタメン 牧はファーストミットに持ち替え「4番・一塁」
ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024(9日、日本-チェコ、バンテリンD)日本シリーズ閉幕から6日。激闘を繰り広げた選手たちが、日の丸のユニホームに袖を通し、そろって日本代表のスタメンに名を連ねた。DeNAの日本シリーズMVPに輝いた桑原が「1番・左翼」、主将の牧が「4番・一塁」、侍初選出の佐野が「7番・DH」、ソフトバンクの栗原も「5番・三塁」で先発出場した。 DeNAでは二塁でレギュラーを張る牧は、侍ジャパンではファーストミットを持ち一塁で先発出場。「出られるところでしっかりと自分の役割をやっていく」と語っていた通り、一回無死一塁ではエスカラの一、二塁間に弾んだゴロを逆シングルで巧みにさばき、3―6―1の併殺を完成させた。 桑原は日本シリーズ全6試合に出場し、打率・444、1本塁打。シリーズ記録を塗り替える5試合連続打点をマークした。計9打点も長嶋茂雄(巨人)、バース(阪神)に並び6試合で決着したシリーズ記録で、勢いに乗って迎えた7年ぶりの日本代表。「姿勢でも言葉でもしっかり鼓舞できれば」と語ったガッツマンは、いきなりリードオフマンとして大きな期待を受けて起用された。 元気印の栗原、佐野も無事に試合に出場し、13日にオーストラリアとの1次リーグ初戦を迎えるプレミア12本番へ、日本代表が一丸で歩みを進めた。